初めて恋をした日に読む話（5話まで）
ユリユリとくっつくのは明らかなんだけど、誰とくっついてもいいよと思えるくらい、楽しんで毎話観てる。
ただ、山下くんが離婚してすぐ春見に手を出したのはいただけなかった。
春見は一般常識というか、常識的な線引きがあるんだと思う。
未成年が一回りも上の“おばさん”を好きにならない、従兄弟とはいえ血が繋がってる“家族”が自分を恋愛対象に見ない、高校時代に告白してくれた人が今も自分を好きでいるはずがない（そもそも離婚した“直後”でそんなことにならない）、というごくごく現実的な、当たり前のことがわかっている人なんじゃないかな。恋愛に鈍感ではない。
高校時代に“同い年”で“友達”の山下くんの告白には気付けているし、ユリユリのことも合宿時の乙女ゲーシチュに「おや！？」ってなった。
だから雅志はもっとストレートな言動を取ったほうがいいんじゃない？（笑）
にしても春見の腰に回したユリユリの手がえろかった…。
漫画とか小説とか何でもそうなんだけど、私は特定のキャラにハマることがない。
物語の中でこのキャラが一番好き！っていうのはあるけど、それは単なる好みであって物語の外に出れば、そこまで好きじゃないなって感じる（カヲルくんとミッフィーは別次元）。
キャラというより物語そのものを好きになる。
蛇足中の蛇足だけど、二次創作するにしても、私は物語をねじ曲げたものを考えられない。
例えば、木佐がユリユリを好きっていう話は書けるけど、ユリユリが木佐を好きっていう話は書けない。だってユリユリは春見を好きだから。木佐を好きじゃないの。春見を好きになってこそのユリユリだから。
もし物語の中で木佐がエトミカを好きになったら、ユリユリじゃなくてエトミカを好きな木佐を書く。
じゃあどういう目線で恋愛ものにキャーキャー言ってるんだろうと考えたら、私は美和目線なんだというところに落ち着いた。
雅志の味方じゃない。主人公の味方なんだ。
主人公に共感したり感情移入したりするけど、もし私がこの物語の主人公だったら～とか、私にもこんな白馬の王子様が～とか考えたことがない。実際こんな奴いたら関わりたくないし、そもそもこんな奴と関わる人生じゃない（笑）
BLで抜いてる人もいるらしいけど、そんなふうに見たことない。もしそれを感情移入というのなら、私はどんなキャラに対してもどんな物語に対しても感情移入をしたことがない。
